「クリカットジョイ(初代・Cricut Joy)を持っているけれど、使い方の日本語解説がまだ少なくて……」「そういえば、後から出た『ジョイ2』とは何が違うの?」「これから買うなら、初代とジョイ2、どっちがいいのかしら?」——そんな疑問を抱えていませんか?
ご安心くださいね。
結論からお伝えすると、クリカットジョイ(初代)は、アメリカ発のブランド「Cricut(クリカット)」の、いちばん小さなカッティングマシン(紙やシートを思いどおりの形に切ってくれる機械のこと)です。本体わずか約1.68kgでとても軽く、パソコンなしでスマホだけでも使える手軽さが、いちばんの魅力なんですよ。日本でもクリカット公式ストアが楽天・Amazon.co.jp・Yahoo!などで国内正規品を販売していて、家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラなど)でも取り扱いがあります。以前よく言われた「並行輸入でしか買えない」というのは、今はもう当てはまりません。
ただし、初代ジョイは2026年2月に登場した後継機「ジョイ2(Cricut Joy 2)」への置き換えが進んでいて、初代の新品は在庫限りになりつつあります(品薄・在庫なしのこともあるので、購入前に在庫をご確認くださいね)。これから新しく1台選ぶなら、フルカラーの印刷&カットに対応した後継のジョイ2が有力な候補になりますよ。
この記事は、初代ジョイの使い方・後継ジョイ2との違い・ポーセラーツやハンドメイド販売での実用範囲・2台目や新規購入の判断軸まで、公式情報・仕様をもとにやさしく整理した「クリカットジョイ(初代)ガイド」をお届けします。すでに初代をお持ちの方にも、これから選ぶ方にも役立つよう、正直に整理しますね。
クリカットジョイ(初代)ってどんなマシン?
クリカットジョイ(初代)は、アメリカ発のブランド「Cricut(クリカット)」の、いちばん小さなカッティングマシンです。世界的には、シルエットアメリカ社(カメオ/ポートレートを作っている会社)と並ぶ人気ブランドで、SNS(Instagram・YouTube)では世界中の作家さんが作品を投稿していますよ。
初代ジョイの魅力は、なんといっても手のひらサイズの軽さ(本体 約1.68kg/約3.7ポンド・幅 約214mm)と、スマホやタブレットだけで完結できる手軽さです。無線つなぎ(Bluetooth)に対応していて、iPhone・iPad・Android・Windows・Mac のどれからでも使えます。スマート素材(Smart素材/クリカット独自の裏紙付きシート)を使えば、カットマットなしで最長 約1.2mまで連続してカットできるのも、小さな本体ならではの便利なところなんですよ。
クリカットの現行ラインナップ(一例)
クリカットには、大きさや用途のちがう複数のモデルがあります。ここでは代表的なものを一例として並べますね。価格・重さは目安で、時期や販売店によって変わりますから、必ず最新版をご確認ください。
| モデル | 切れる横の幅 | 本体価格(目安) | 本体の重さ(目安) | 主な対象 |
|---|---|---|---|---|
| クリカットジョイ(初代・本記事の主役) | 約114mm(4.5インチ・はがきの短辺くらい) | 約27,000円(国内正規・在庫限り/要確認) | 約1.68kg(約3.7ポンド) | 超軽量・出張用・小さい作品(単色カット) |
| クリカットジョイ2(初代の後継・2026年2月発売) | 約114mm | 約29,800円(国内正規・在庫あり/目安) | 初代(約1.68kg)より軽量(目安・要確認) | 初代の後継・フルカラー印刷&カット対応 |
| クリカットジョイ エクストラ(Joy Xtra) | 約216mm(A4幅前後・目安) | 約3.5〜4.5万円(目安) | 約2.4kg(目安) | ジョイの拡張版・A4幅前後 |
| クリカット エクスプロア5(Cricut Explore 5) | 約305mm | 約5〜7万円(目安) | 約4.5kg(目安) | 中型作品・標準モデル(ジョイ2と同時発表) |
| クリカット メーカー4(Maker 4) | 約305mm | 約7〜10万円(目安) | 約5kg前後(目安) | プロ向け・布や革など幅広い素材 |
| クリカット ベンチャー(Cricut Venture) | 約610mm(大判) | 高価格帯(業務用・要確認) | 約13kg前後(目安) | 大判・業務量産向け |
◎=最適 / ○=可 / △=注意 / ×=不可
以前のエクスプロア3・メーカー3は、それぞれエクスプロア5・メーカー4へと世代が新しくなっています。初代ジョイも後継のジョイ2が登場し、置き換えが進んでいる段階ですよ。ラインナップや名称・仕様・価格は時期によって変わることがあるので、購入時は公式サイトで最新をご確認くださいね。この記事では、いちばん小さなクリカットジョイ(初代)を主役にしてお話ししますね。
初代ジョイとジョイ2の違い(買い替え・新規購入の判断)
「初代ジョイと、後から出たジョイ2は、何がどう違うの?」——ここがいちばん気になりますよね。仕様面で見ると、いちばん大きな違いは、ジョイ2に Print Then Cut(プリント&カット/フルカラーの印刷&カット) が新しく加わったことです。これは、ご家庭のインクジェットプリンターで印刷したフルカラーの絵柄を、本体のセンサーが読み取って輪郭をカットしてくれる機能で、初代ジョイにはありませんでした。
| 観点 | クリカットジョイ(初代) | クリカットジョイ2 | 違いの意味 |
|---|---|---|---|
| Print Then Cut(印刷&カット) | 非対応 | 対応(新搭載) | フルカラーのステッカー・デカール・ラベルづくりは、ジョイ2で可能に |
| スコアリング(折り目入れ) | 非対応 | 対応(ツール同梱) | カード・箱など折り目のある作品は、ジョイ2が得意 |
| 対応素材 | 約50種類 | 75種類以上 | ジョイ2のほうが扱える素材が広い |
| 切れる横の幅 | 約114mm | 約114mm | どちらも同等(小さい作品向けの範囲) |
| 本体の重さ(目安) | 約1.68kg(約3.7ポンド) | 初代より軽量(目安・要確認) | ジョイ2はさらに軽量化 |
| 無線つなぎ(Bluetooth) | 対応 | 対応 | どちらもケーブルなしでスマホと接続できます |
| 使うソフト(Cricut Design Space) | 同じ Design Space(無料) | 同じ Design Space(無料) | 共通(アプリは無料) |
| 開始価格・入手性 | 国内正規 約27,000円(在庫限り/要確認) | 国内正規 約29,800円(在庫あり/目安) | 初代は在庫限り、新規購入は後継ジョイ2が中心 |
◎=最適 / ○=可 / △=注意 / ×=不可
買い替え・新規購入の判断の目安
- すでに初代ジョイをお持ちで、単色の切り抜き(カット文字・シート)で満足している方は、そのまま初代を使い続けても困りませんよ
- フルカラーのステッカーやラベルまで作りたくなったら、Print Then Cut に対応した後継のジョイ2が候補になります
- これから新しく1台を選ぶなら、初代は在庫限りなので、国内正規で在庫の安定した後継のジョイ2が有力です(差はおよそ数千円で、できることが広がります)
日本での買い方(国内正規品として販売)
初代ジョイもジョイ2も、日本ではクリカット公式ストアが楽天・Amazon.co.jp・Yahoo! などで国内正規品として販売していて、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店でも取り扱いがあります。「並行輸入でしか買えない」というのは、今は当てはまりません。主な買い方は次のとおりです(価格は目安・変動しますので要確認)。
- クリカット公式ストア(楽天・Amazon.co.jp・Yahoo!/国内正規):初代は 約27,000円が目安ですが、後継への切り替えで在庫限り(品薄・在庫なしのことがあります)。購入前に在庫をご確認くださいね
- 家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラなど):実店舗で手に取れる安心感があります(在庫は店舗・時期により変動)
- 後継のジョイ2(約29,800円・国内正規・在庫あり/目安):新しく買うなら、こちらが有力な候補です
- 中古(メルカリなど):初代を安く探すなら選択肢になりますが、動作保証がない点にご注意くださいね
国内正規品なので、サポートも国内で受けられます(保証内容・修理の詳しい条件は、購入店やメーカーの最新案内をご確認くださいね)。以前よく言われた「壊れたら米国に送るしかない」といった心配は、国内正規品を選べば当てはまりませんよ。
クリカットジョイ(初代)の使い方
この章は「クリカットジョイ 使い方」を知りたい方に向けた、本記事の中核です。初代ジョイは単色のカット(切り抜き・カット文字・シート)が中心で、フルカラーの印刷&カット(Print Then Cut)は後継のジョイ2の機能になります。ここでは、初代ジョイで初めてのカットにたどり着くまでを、やさしく整理しますね。
初回セットアップ:開封から初めてのカットまで
初代ジョイを買ったら、次のステップで初めてのカットまでたどり着けます(スマホ・Wi-Fiがある前提)。ワクワクしながら、一緒に進めましょうね。
ステップ1:同梱物の確認
- 同梱物(本体・カットマット・刃まわりの部品・電源まわりの付属品・スタートガイドなど)は、製品や販売店・セット内容によって異なります。お手元の最新スタートガイドで、何が入っているかをご確認くださいね(国内正規品には日本語の案内が付く場合があります/要確認)
ステップ2:電源接続と本体起動
- 平らな机に置きます(背面・側面にゆとりのスペースを確保してくださいね)
- 付属ガイドに沿って電源につなぎ、本体が起動すれば準備完了です(電源の接続方法は付属ガイドをご確認くださいね)
ステップ3:Cricut Design Space(クリカット デザイン スペース/クリカット専用のデザインソフト)アプリのインストール
- iPhone/iPad/Android のApp Storeから「Cricut Design Space」をインストール(無料)。パソコン版(Windows/Mac)も無料です
- Cricutアカウントを新規作成します(メールアドレスだけでOKですよ)
- 無料のままでも、画像素材・フォント(書体)・作り方つきの作例(プロジェクト)が使えます(詳しくは後の章でお話ししますね)
ステップ4:無線つなぎ(Bluetooth)のペアリング
- スマホのBluetoothをONにして、Design Spaceアプリ内で「マシン追加」→ 該当のマシンを選択します
- ペアリングが完了すれば、ケーブルなしでカットの指示を送れます(表示・手順は付属ガイドをご確認くださいね)
ステップ5:初めてのテストカット
- Design Spaceアプリで「新規プロジェクト」→ サンプル素材(ハート・星など)を選びます
- カットマットに素材(ビニールシートなど)を貼り付けて、本体にそっと差し込みます(スマート素材ならマットなしでもOKです)
- アプリの「Go」ボタンをタップ → カット開始
- カット完了後、マットから素材を慎重にはがしてくださいね
ステップ6:仕上げ
- いらない部分(カス)を取り除きます(カス取りピックという道具があると、ぐっと作業がはかどりますよ)
- できあがった素材を、貼りたい場所へ転写 → 素敵な作品の完成です
ポーセラーツ転写紙づくりの手順(小さい作品向け)
ポーセラーツ用途で初代ジョイを使う場合、次の手順が標準です。マグカップの部分転写・グラス・小皿のワンポイントを想定していますよ。
- デザイン作成:Design Spaceで文字・図形を配置します(フォントは事前にダウンロードがおすすめです)
- サイズ調整:マグカップ・グラスの曲面サイズに合わせて、80〜100mm程度に
- 素材セット:転写紙(ポーセラーツ用・剥離紙付き)をマットに貼ります
- カット設定:素材タイプを「Vinyl」または「Custom」に設定します(カット圧は薄めから試してみてくださいね)
- カット実行:Design Spaceの「Go」をタップ → カット完了
- カス取り:細かい文字の中抜き部分(「あ」の輪、「P」の穴など)を慎重に除去します
- 転写:転写シートを貼り付けて、焼成します
初代ジョイは単色(切り抜き)のデザインが得意です。多色・フルカラーの表現を狙いたい場合は、Print Then Cut に対応した後継のジョイ2が候補になりますよ。なお、ポーセラーツの焼成に使う転写紙は、素材や工程との相性があります。使う素材が対応しているかを、必ず事前にご確認くださいね。
トラブル対応:はじめての方がつまずくパターン
「カットが始まらない/途中で止まる/カットが浅い・深い」——はじめての方が出会いがちな、よくあるトラブルと対処法をまとめました。落ち着いて対処すれば、大丈夫ですからね。
| 症状 | 主な原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 無線つなぎ(Bluetooth)が繋がらない | スマホ側のBluetoothが他のデバイスとペア中 | スマホのBluetooth設定で他デバイスを切断してから再接続 |
| アプリが本体を認識しない | アプリの再起動/本体の再起動が必要 | アプリを完全終了→再起動/本体電源をOFF→ON |
| カットが浅い/切れていない | カット圧の設定が薄すぎる | Design Spaceで素材設定を見直し、カット圧を1段階上げて再試行 |
| カットが深すぎてマットを切ってしまう | カット圧が強すぎ/素材設定が違う | 素材タイプを正しく設定(Vinyl / Iron-On など) |
| カス取りで細部が破ける | 中抜き部分のサイズが小さすぎる | フォントサイズを大きくする(小さすぎる文字は避けます) |
| 文字・図形が逆さまになる(アイロン素材時) | デザインを「Mirror(左右反転)」設定にしていない | アイロン素材(Iron-On)のときは必ずMirrorをON |
◎=最適 / ○=可 / △=注意 / ×=不可
ポーセラーツでの使いどころ
小さい作品(マグ・グラス)の転写紙づくり
初代ジョイの切れる横の幅 約114mm は、ポーセラーツの小さい作品には必要十分なんですよ。
| 作品 | 必要カット幅の目安 | 初代ジョイの対応 |
|---|---|---|
| マグカップ(お名前のワンポイント) | 80〜100mm | ◎ |
| グラス(円周180mm前後・部分転写) | 80〜120mm | ◎ |
| 小皿(直径100mm前後・中央配置) | 100mm | ◎ |
| マグ蓋・スプーン用ワンポイント | 50〜80mm | ◎ |
| マグカップ全体に転写紙を貼る(円周230mm前後) | 240mm | ×(幅が足りません) |
| プレート(直径200mm以上) | 200mm | × |
| トレイ | 200mm以上 | × |
◎=最適 / ○=可 / △=注意 / ×=不可
「マグカップ全体に転写紙を貼る」用途では幅が足りませんが、「お名前のワンポイント」「小さなロゴ」「部分装飾」用途なら、初代ジョイで何の支障もありませんよ。コンパクトデザイン専用機と割り切れば、初心者から中級者の入門機として、とても優秀なんです。
ハンドメイド販売(minne・Creema)での使いどころ
ハンドメイドのオンラインショップ(minne・Creemaなど)での販売用途では、初代ジョイは次の場面で光ります。
- 小型ステッカー・カットシールの制作(単色のロゴ・お名前シール)
- ウェディング小物(席札・カードラベル・ギフトタグ)
- イベント出店時の現場制作(出張ワークショップ・体験会)
- オーダー席名札の即日対応(先方の希望文字を席上で打ち込み)
逆に、大型作品(A4幅以上の転写紙)を目指すなら シルエットカメオ5、たくさん量産したいなら量産向けの機種のほうが圧倒的に適していますよ。また、フルカラーのステッカー・ラベルを作りたい場合は、Print Then Cut に対応した後継のジョイ2が向いています。初代ジョイは「小さめの作品を、軽やかに、単色で」がいちばんの得意分野、と考えてくださいね。
もっと深く、一緒に学んでみませんか?
クリカットジョイの使い方は、本やネットの情報だけでも始められます。でも、「最初の1〜2作品で、ちゃんと手応えを感じたい」「迷わずに、作品をきれいに完成させたい」「ポーセラーツを基礎から、しっかり身につけたい」とお感じの方には、PorceCutU協会の カリキュラムレッスン がぴったりですよ。
「ひとりで悩む時間」を「学んで作品にする時間」に変えませんか?(レッスンの詳しい内容は、この先の「カッティングマシンを学ぶカリキュラムレッスン」の章でご紹介しますね。)
買う前に知っておきたいこと(サポートとソフト)
初代ジョイで事前に知っておくと安心なのは、国内サポートの受け方と、ソフト(Design Space)まわりの費用感です。誤解されやすいポイントを、正直に整理しますね。
国内正規サポートと、実際の弱点について
初代ジョイは国内正規品として販売されているので、保証やサポートも国内で受けられます。以前「並行輸入でしか買えない」と言われた頃と比べると、これは大きな安心材料ですよ。ただし、保証期間・修理の条件・受付窓口といった詳しい内容は、購入する販売店やメーカーの案内によって変わります。購入前・購入時に、保証書やサポート窓口の案内を必ずご確認くださいね。
正直にお伝えすると、初代ジョイの実際の弱点は「サポートがない」ことではなく、ソフト(Design Space)のヘルプやドキュメントが英語中心という点です。アプリの表示は一部日本語化されていますが、エラーメッセージ・ヘルプ・詳しい解説は英語が中心のことが多く、英語が苦手な方は最初につまずきやすいかもしれません(日本語表示の対応状況は端末やバージョンによって変わります/要確認)。この点が心配な方は、日本語のサポート・解説が充実したシルエット系(カメオ/ポートレート)やブラザー(スキャンカット)のほうが安心な場合もありますよ。
Cricut Design Space はどこまで無料で使える?
初代ジョイを動かすソフト「Cricut Design Space(クリカット デザイン スペース)」は、無料でダウンロードして使えます。「サブスク(毎月お金を払う有料サービス)に入らないと使えないのでは?」と心配される方が多いのですが、そんなことはありませんよ。無料のままでも、画像素材・フォント(書体)・作り方つきの作例(プロジェクト)が使えて、基本的な作品づくりは十分に楽しめます。
さらに素材を増やしたい方向けに、Cricut Access(クリカット アクセス)という任意の有料サブスクもあります(Standardプラン 月額 約$9.99・Premiumプラン 月額 約$15.99が目安/円建ての金額は要確認)。使い放題の素材が増えたり割引が受けられたりしますが、あくまで任意です。無料の範囲でも作品づくりは始められるので、まずは無料で始めて、必要になったら検討する、という進め方で大丈夫ですよ。
はじめにかかる費用・続けるための費用
本体価格(目安・在庫限り)
本体価格の目安は、初代が国内正規で 約27,000円(在庫限り・品薄のことあり/要確認)、後継のジョイ2が国内正規で 約29,800円(在庫あり/目安)です。中古(メルカリなど)で初代を安く探す選択肢もありますが、動作保証がない点にご注意くださいね。どこで買えるか(公式ストア・家電量販店など)の詳しい入手経路は、前の「日本での買い方」でご案内したとおりです。初代の新品は在庫限りで価格が変わりやすいので、これから新規で買う方は、在庫の安定した後継ジョイ2もあわせて比べてみてくださいね(価格はいずれも目安です)。
1年間にかかる費用の目安
- 予備の刃(ファインポイントブレード/交換):約1,500〜2,000円/1〜2年に1回(目安)
- カットマット(StandardGrip)2枚入り:約1,500〜2,500円/半年〜1年に1回(目安)
- Smart Vinyl(マット不要のクリカット独自素材):約1,500〜3,000円/ロール(目安)
- Cricut アクセス サブスク:任意(入らなくても使えます)
サブスクに入らなければ、続けるための費用は年間5,000〜8,000円程度と低めです。Design Space の無料素材でも作品づくりは楽しめますから、無理にサブスクへ入る必要はありませんよ(金額はいずれも目安です)。
3年間の費用の目安(比較)
3年使ったときの費用イメージを、目安として並べてみますね(本体価格・ランニングは前述の目安ベースの試算です)。
| プラン | 本体 | 3年ランニング | サブスク3年 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|---|
| クリカットジョイ 初代(サブスクなし・標準) | 2.7万円 | 約1.5〜2.4万円 | 0円 | 約4.2〜5.1万円 |
| クリカットジョイ 初代(Cricut アクセスを任意で追加) | 2.7万円 | 約1.5〜2.4万円 | 任意(入れば加算) | 約4.2〜5.1万円+サブスク分 |
| クリカットジョイ2(初代の後継・新規購入向け) | 約2.98万円 | 約1.5〜2.4万円 | 0円 | 約4.5〜5.4万円 |
| シルエットポートレート4 | 約2.9万円(目安) | 約1.5〜2.4万円 | 0円 | 約4.4〜5.3万円 |
| ローランド ステカ SV-8 | 5.0万円(旧定価・中古目安/要確認) | 約1.5〜2.4万円 | 0円 | 約6.5〜7.4万円 |
◎=最適 / ○=可 / △=注意 / ×=不可
サブスクなしの初代ジョイは、3年で約4〜5万円台が目安で、入門機として手に取りやすい価格帯です。Design Space の無料素材だけでも作品づくりを楽しめますから、まずはサブスクなしで始めて大丈夫ですよ。なお、これから新しく買う方は、後継のジョイ2(約29,800円・国内正規・在庫あり)を選べば、フルカラーの印刷&カットまで楽しめます。また、ローランド ステカ SV-8 は現在、新品の流通が終了し、中古・在庫が中心とされています(価格は旧定価・中古の目安として、購入前に必ず最新をご確認くださいね)。数値はすべて目安です。
他の機種との比較(7機種版)
観点別×7機種の比較
初代ジョイを他の6機種と並べると、あなたに合う1台が立体的に見えてきますよ。観点ごとに7機種を並べますね。太字は初代ジョイの値、または「初代ジョイのいいところ」を表します。価格・◎/○/△の評価は、目安として参考程度にご覧くださいね。
| 観点 | ステカ SV-8 | カメオ4 | カメオ5 | キュリオ2 | ポートレート4 | スキャンカット | クリカットジョイ(初代) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 本体価格(目安) | 4.5〜5.5万円(旧定価・中古目安/要確認) | 3.5〜4.5万円 | 4.5〜6万円 | 約7〜8万円(本体約7万円/目安) | 2.5〜3.5万円 | 4〜9万円 | 約27,000円(国内正規・在庫限り/要確認) |
| 切れる横の幅 | 160mm | 300mm | 300mm | 約305mm(305×305) | 約210mm | 約296mm | 約114mm |
| 本体の重さ(目安) | 約2.2kg | 約3.4kg | 約4.5kg | 約3.6kg | 約2kg | 約7kg | 約1.68kg(約3.7ポンド) |
| 持ち運びやすさ | × | × | × | × | △ | × | ◎ |
| スマホで完結できるか | × | △ | △ | × | △ | △ | ◎ |
| フルカラー印刷&カット(プリント&カット) | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ×(初代は非対応・ジョイ2で対応) |
| ポーセラーツ転写紙との相性 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○(小さい作品限定) |
| はじめての方への使いやすさ | △ | ○ | ○ | △ | ◎ | ○ | ○(アプリは手軽・ヘルプは英語中心) |
| たくさん作る・教室で使う | ○(生産終了・中古中心) | ○ | ◎ | △ | △ | ○ | △ |
| 使うソフト | CutStudio | Silhouette Studio | Silhouette Studio | Silhouette Studio | Silhouette Studio | Canvas Workspace | Design Space(無料) |
| 国内サポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ○(国内正規・詳細要確認) |
| サブスクが必要か | ×(不要) | ×(不要) | ×(不要) | ×(不要) | ×(不要) | ×(不要) | ×(不要・Access任意) |
◎=最適 / ○=可 / △=注意 / ×=不可
※ 価格・重さ・◎/○/△の評価は目安です。初代ジョイは後継のジョイ2への置き換えが進んでいて、在庫・価格が変わりやすいので、最新の情報をご確認くださいね。「フルカラー印刷&カット(プリント&カット)」の観点では、初代ジョイは非対応で、後継のジョイ2が本体センサーでの「Print Then Cut」に対応します(切れる横の幅 約114mm は小さい作品向けです)。また、ローランド ステカ SV-8 は現在、新品の流通が終了し、中古・在庫が中心とされています(価格は旧定価・中古の目安/要確認)。そのため、たくさん作る・教室で使う用途の第一候補は、入手性の面から現行機のシルエットカメオ5をおすすめします。
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クリカットジョイ(初代)が「合う人」「合わない人」
初代ジョイが「合う」3つのケース
○合うケース
ケース1:すでに初代ジョイをお持ちで、小さい作品・出張用途で活かしたい方
すでに初代ジョイをお持ちなら、無理に買い替えなくても大丈夫です。マグカップやグラスのワンポイント転写、小型シール、席札やタグといった小物なら、初代の114mm幅で十分に活躍します。軽さとスマホ完結を活かして、2台目・出張機として役割分担するのも素敵ですよ。
○合うケース
ケース2:ハンドメイド販売を小物に絞りたい方
ステッカー・席札・小型ラベル・ウェディング小物に販売ジャンルを絞れる方なら、初代ジョイの114mm幅で十分です。むしろ「小物専用ライン」として割り切ったほうが、コンパクト・かわいい・差別化の3点で勝ちやすくなりますよ。
○合うケース
ケース3:とにかく軽さ・スマホ完結・省スペースを重視する方
約1.68kgの軽さとスマホ完結の手軽さは、出張ワークショップ・イベント出店・省スペースでの作業にぴったりです。出張先・実家・カフェでも作業したい、という方には、心強い1台になりますよ。
初代ジョイが「合わない」3つのケース
×合わないケース
ケース1:メイン機・量産機として使いたい方
切れる横の幅114mmの小型機ゆえ、大きな作品や大量生産のメイン機には向きません。教室運営・販売量産には シルエットカメオ5 のほうが圧倒的に合いますよ(ローランド ステカは生産終了で在庫・中古中心のため、量産の第一候補としてはおすすめしにくくなっています)。
×合わないケース
ケース2:これから新しく買う方で、フルカラーのステッカーやラベルも作りたい方
初代ジョイはフルカラーの印刷&カット(Print Then Cut)に非対応で、新品も在庫限りです。フルカラーのステッカー・ラベルまで作りたい方や、これから安定して買いたい方は、後継のジョイ2(Print Then Cut対応・国内正規・在庫あり)を選ぶほうが安心ですよ。
×合わないケース
ケース3:日本語での手厚い解説・サポートを最優先する方
初代ジョイは国内正規品でサポートは受けられますが、ソフト(Design Space)のヘルプや詳しい解説は英語が中心のことが多いです。日本語での体系的な解説を最優先したい方には、同じ価格帯の シルエットポートレート4 のほうが安心な場合もありますよ。
カッティングマシンを学ぶカリキュラムレッスン
ご自分だけで作品を作っていくのも素敵ですが、「最初の作品を、つまずかずに完成させたい」「ハンドメイド販売や教室開業まで、視野を広げたい」「ひとりで悩む時間を、学んで作品にする時間に変えたい」とお感じの方には、カリキュラムレッスンとの併用がいちばん効率的ですよ。
カリキュラムレッスンってどんなレッスン?
PorceCutU協会のカリキュラムレッスンは、全5〜8回 / 対面またはオンラインで、カッティングマシンの仕組み・初期設定、専用ソフトの基本操作・文字入力・データ作成、素材別の設定方法(転写紙・シール・布・厚紙)、オリジナルデザインの作成(イラスト・ロゴ・パターン)、ポーセラーツへの転写工程と仕上がりの確認、応用作品の制作、を段階的に学べる、本格的なコースです。
パソコンが得意でない方にも、講師がやさしく伴走しますよ。
対応している認定講師の探し方
PorceCutU協会の認定講師ページから、マシン別のタブで対応している講師を絞り込めます。どの機種に対応しているかは、認定講師ページで最新をご確認くださいね。協会代表(うめ先生)が、機種選び段階のご相談から対応します。地域・オンライン対応・価格帯・レッスン形式(個別/グループ)でも絞り込めますよ。
カリキュラム修了後の道(認定講師への階段)
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取得後は全国の認定講師ネットワークに参加して、ご自身の教室でレッスンを提供できるようになりますよ。趣味 → 副業 → 教室、と段階的にステップアップできる道が用意されています。
まとめ|あなたにクリカットジョイ(初代)は合うか
クリカットジョイ(初代)は、「超軽量+スマホ完結+出張向き」というポジションで、家庭用の小型カッティングマシンの中でも個性的な1台です。日本でも国内正規品として買え、サポートも国内で受けられます(詳しい条件は要確認)。Design Space は無料で、Cricut アクセスのサブスクは任意ですよ。
すでに初代をお持ちで、小物・ワンポイント転写を中心に使いたい方、ハンドメイド販売を小物(席札・タグ・シール)に絞りたい方、とにかく軽さと手軽さを重視する方には、うれしい1台です。
一方で、これから新しく買う方は、初代が在庫限りである点にご注意くださいね。フルカラーの印刷&カット(Print Then Cut)まで楽しみたい方や、安定して買いたい方は、後継のジョイ2が有力です。大きな作品・量産・厚い素材を主に扱いたい方には、シルエットカメオ5 などのほうが向いていますよ。切れる横の幅は約114mmなので、「小さめの作品を、軽やかに、単色で」がいちばん得意な1台、と考えてくださいね。
価格・仕様・在庫・ソフトの対応状況は変わることがあるので、購入前に公式で最新をご確認くださいね。
PorceCutU協会で、次の一歩を踏み出しましょう
クリカットジョイを選んだあとの「使い方を学ぶ」「作品を完成させる」「副業や教室にしていく」までを、ひとりで悩まずに進める道が用意されていますよ。
まだ機種選びで迷っている方には、マシン比較相談(4,400円・オンライン60分)もご利用いただけますね。
よくある質問(FAQ)
Q1. 初代クリカットジョイは、今も日本で買えますか?
クリカット公式ストアが楽天・Amazon.co.jp・Yahoo! などで国内正規品を販売していて、家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラなど)でも取り扱いがあります。ただし、初代ジョイは後継の「ジョイ2」への置き換えが進んでいて、新品は在庫限り(品薄・在庫なしのこともあります/要確認)です。目安は約27,000円ですが、これから新しく買う方は、国内正規で在庫の安定した後継ジョイ2(約29,800円)もあわせてご検討くださいね。
Q2. 初代ジョイと ジョイ2 は何が違いますか?
いちばんの違いは、ジョイ2に Print Then Cut(フルカラーの印刷&カット)が新しく搭載されたことです。インクジェットで印刷したフルカラーの絵柄を読み取って輪郭カットできるので、ステッカー・デカール・ラベルづくりの幅がぐっと広がります。加えて、ジョイ2はスコアリング(折り目入れ)に対応し、対応素材も75種類以上に、本体も初代(約1.68kg)よりさらに軽量化しています。一方で、切れる横の幅(約114mm)・無線つなぎ(Bluetooth)・使うソフト(Design Space・無料)は共通です。単色の切り抜き中心なら初代でも十分ですが、フルカラーまで作りたいならジョイ2が向いていますよ。
Q3. 初代クリカットジョイでポーセラーツ転写紙は作れますか?
作れますが、切れる横の幅 約114mm のため 小さい作品向け です。マグカップのお名前のワンポイント・グラス・小皿・スプーンなどのワンポイント転写(単色)には十分ですよ。プレート(直径200mm以上)・トレイには、カット幅が足りないので対応できません。フルカラーの表現を狙いたい場合は、Print Then Cut に対応した後継のジョイ2が候補になります。なお、焼成用の転写紙は素材や工程との相性があるので、使う素材の対応を必ずご確認くださいね。
Q4. 初代クリカットジョイは、Bluetoothでスマホと使えますか?
はい、初代ジョイは無線つなぎ(Bluetooth)に対応しています。iPhone・iPad・Android・Windows・Mac のどれからでも使え、パソコンなしでスマホだけでも操作できますよ。ケーブルの準備がいらないので、出張先やカフェでも手軽に作業できるのが魅力です。
Q5. Cricut アクセス(サブスク)に入らないと使えませんか?
いいえ、入らなくても使えますよ。Design Space は無料でダウンロードして使え、無料のままでも画像素材・フォント・作り方つきの作例(プロジェクト)が利用できます。Cricut アクセスは、素材をもっと増やしたいときの任意の有料サブスク(Standard 月額 約$9.99・Premium 月額 約$15.99が目安/円建ては要確認)なので、まずは無料で始めて、必要になったら検討する形で大丈夫です。
Q6. 初代クリカットジョイはメイン機として使えますか?
小型機なので、大きな作品や本格的な量産のメイン機にはあまり向きません。切れる横の幅が約114mmで、大きな作品・本格量産には幅が足りないためです。初代ジョイは、軽さを活かしたサブ機・出張機や、小物・ワンポイント転写の専用機として輝きます。メイン機をお探しなら、シルエットカメオ5 をご検討くださいね(ローランド ステカは生産終了で在庫・中古中心です)。「自分の用途でどれが合うかわからない」と感じたら、マシン比較相談(4,400円)もご利用いただけます。
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この記事を書いた人
うめ先生|PorceCutU協会代表・認定講師
ポーセラーツ歴15年・主要なカッティングマシンの仕様と使い方に精通した認定講師・受講者数300名超。
協会では、カッティングマシンのカリキュラムレッスン・認定講師資格取得講座・マシン比較相談を提供しています。どの機種に対応しているかは、認定講師ページでご確認くださいね。
クリカットジョイ(初代)は、軽さとスマホ完結が魅力の小型機です。初代の使い方から、後継ジョイ2との違い、ポーセラーツでの使いどころ、新規購入の判断軸まで、公式情報・仕様をもとに、用途に応じてやさしくご案内しています。
パソコンが苦手な方にも、やさしく伴走することを大切にしています。
